鳥越氏 都民の中心で猛虎愛を叫ぶ 蓮舫氏&菅氏の応援にノリノリ
東京都知事選(31日投開票)は17日、ジャーナリスト・鳥越俊太郎氏(76)の応援に民進党の蓮舫代表代行(48)や菅直人元首相(69)らが駆け付け、元防衛相の小池百合子氏(64)は秋葉原で“東京アニメランド計画”をブチ上げた。
JR町田駅前では蓮舫氏、JR吉祥寺駅前では菅氏と、大物が鳥越氏の応援弁士として登場した。
参院選で3選を果たしたばかりの蓮舫氏は「今日は前座」と切り出したが、“鳥越氏が一番じゃなきゃダメ”とばかり、持ち味である舌鋒(ぜっぽう)の鋭さでライバル候補をぶった切った。
小池氏を「彼女が最初に約束したのが都議会冒頭解散。できるわけないじゃないですか。また50億円を(都議選で)ドブに捨てる気ですか!?」とバッサリ。岩手県知事を3期務め、著書「地方消滅」がベストセラーの増田氏には「彼の持論は地方創生。東京一極勝ちをやめようと言われてきた人が都知事で何をするんですか!?」と“矛盾”を指摘した。
蓮舫氏の与党斬りにつられたのか、鳥越氏も「私は基本的に強い人、強いものが嫌いです」と反骨精神全開。球界を引き合いに「私はアンチジャイアンツ。阪神タイガースをずっと応援してますが、被災地の球団の楽天イーグルスも応援してます」と、都民の中心で猛虎愛を叫んでいた。