大橋巨泉さん死去 急性呼吸不全で 82歳

 タレントで人気テレビ司会者でもあった大橋巨泉(本名・克巳)さんが12日、急性呼吸不全のため亡くなったと所属事務所が発表した。享年82歳だった。すでに通夜、葬儀は近親者で済ませ、後日お別れの会を開く予定。

 所属事務所からのFAXによると、2013年11月にステージ4の中咽頭がんを発症し、以来3回の手術と4回の放射線治療を受けていた。

 それに加え、今年4月に受けた在宅介護の医療機関のモルヒネ誤投与により極端な体力の減退に陥り、4月11日に緊急入院。3カ月頑張ったものの、12日に息を引き取ったという。

 巨泉さんは早大中退後、ジャズ評論家として活躍。テレビの音楽番組の構成を手掛けたあと、1966年深夜の情報番組「11PM」の司会者に。その後も「お笑い頭の体操」「巨泉×前武ゲバゲバ90分」「クイズダービー」「世界まるごとHOWマッチ」など数多くのヒット番組の司会を務めた。

 また「野球は巨人、司会は巨泉」「はっぱふみふみ」などの流行語も生んだ。

 2001年には参院選に民主党から比例代表で出馬し当選。だが、党運営への不満などから半年で辞職した。

 晩年は海外で事業を展開し「セミリタイア」生活を謳歌していた。

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