歌舞伎俳優の市川海老蔵（３８）が２２日、ブログを更新し、今後、記事などで安易に「歌舞伎関係者」と引用するのをやめて欲しいと訴えた。海老蔵は２１日のブログで、一部週刊誌で「歌舞伎関係者」を名乗る匿名の人物が今夏４０日の長期休暇を取るなどと話したことを否定していた。

　ブログは「新しくしたの　と歌舞伎関係者」と題して皮肉たっぷりに更新。海老蔵が以前から気分の切り替えに役立てているヒゲ剃りに使用するカミソリの刃を取り替えた写真をアップし、「至福」とつづった。

　続いて「昨日少し話題の歌舞伎関係者」と続け、歌舞伎に関係する人たちは、安易に人に情報を伝える人はいないとした上で、「歌舞伎の関係するスタッフや社員は我々同様に汗水流して懸命に働いております」「歌舞伎関係者と安易に引用するのはやめて欲しい」と訴えた。

　そして今後は「実名でよろしくお願いします」と、匿名ではなく、堂々と実名で報じるように求めた。

　海老蔵は２１日のブログで、歌舞伎関係者について楽屋で話題になったとし、「本当にいつも出てくるけど、だれだろね？歌舞伎関係者さんって　多分、歌舞伎関係者だと自分で思ってるだけの人ではないかなぁーという結論に皆いたる笑」と、歌舞伎関係者は“自称”ではないか、と推測していた。