押尾学 スポンサーNGで俳優復帰は困難「現実は厳しい」
2009年に薬物事件を起こした元俳優の押尾学(38)が22日、大阪市内でファン約100人を集めたトークイベントを行った。今年1月に音楽活動を再開した押尾は、近況について「最近ギックリ腰になった以外はスーパー元気」とおどけたが、過去の事件がネックとなって俳優活動などへの復帰は思うようにいかない現状を告白した。
「現実は厳しいです」と押尾。これまでに著名な映画監督から出演依頼があったが、スポンサーからNGが出たことを明かし「悪のレッテルを貼られてますのでね」と漏らした。「出られるのは10年後じゃないかな」とも話し、中国や韓国での活動も視野に、現在はハングルなどの語学勉強も行っているという。
「やることは、やってるんですけどね」と、今年末か来年にアルバムを出すため楽曲制作を進めており、昔から若いミュージシャンのプロデュースにも興味があったが「人を育てることに興味はあったんですが、何かやろうとすると潰される、厳しい国です」とも。
「いい意味で世の中を見返してやろうと、何か結果を出すことが目標ですね。幸いに親が健在なので、もう一度、誇れる息子になりたいです」と語っていた。