ASKA歌手活動前向きも… 関係者は「不安定で危なすぎる」
2014年9月に覚せい剤取締法違反の罪で有罪判決を受けた歌手のASKA(58)がフジテレビ「直撃LIVEグッディ」から自宅前で直撃取材された様子が22日、放送された。14年の保釈以降、姿が映像として報じられたのは初めて。18日に開設したブログも“本物”と認めた。
直撃を受けたのは21日午後。ジャケットに黒縁の眼鏡姿で、少しやつれていた。
ブログを書いた心境を聞かれると「いや、心境があったんで書きました」と話した。今年1月に一度ブログを開設し、盗聴盗撮被害を吐露したが削除され、半年間の沈黙をへて18日に開設したが、信ぴょう性が疑われていた。
18日の記述では「この半年のできごとについて」として「覚せい剤の後遺症であると判断され」4カ月間、医療保護入院したことを告白。5月17日に九州の病院に転院したことなどを記した。
21日にはユニットを組んでいたCHAGEに「オマエが活動していることは嬉しい。心から応援している」と謝罪メールを送っていたことを明かし「頑張れCHAGE。負けるな自分。」とつづった。
また22日には、薬物摂取の後遺症がないことを強調。自身の覚せい剤使用量を「大方1カ月に3gでした。吸引をする人は一度(一日)に1g程度使用しますので、僕は微量も微量だったんです」と説明している。
フジテレビの取材で、歌手活動復帰について「頑張りますので」と前向きにコメントしたが、1月の支離滅裂なブログの内容から、音楽関係者は「精神的に不安定で危なすぎる」と判断。一度は持ち上がった復帰計画も頓挫しており、長い道のりとなりそうだ。