尾上松也が兄妹テレビ初共演 妹の新派若手女優、由香と「徹子の部屋」出演
歌舞伎俳優の尾上松也(31)が25日、テレビ朝日系「徹子の部屋」で、実妹の女優・春本由香(23)とテレビ兄妹初共演を果たした。
新派女優、水谷八重子の弟子として、新橋演舞場での「9月新派特別公演」(9月1日から11日)で初舞台を踏む春本は、芸能界入りのきっかけについて、「二十歳ぐらいのときに兄に相談しまして」と回想。
当時のことについて松也は「歌が好きならばミュージカルは?と」と当時、ミュージカル「エリザベート」の3カ月公演に出演していたこともあり、「現場の雰囲気を感じてもらえる」と妹を付き人にするなど、その由香を支援してきた。
2人の両親は59歳で亡くなった歌舞伎俳優の父尾上松助と、元新派女優の河合盛恵さん。盛恵さんは初代水谷八重子さんのお弟子さんという縁もある。
父親を早くに亡くした松也は、8歳年が離れた春本に対しては兄としてだけでなく、父親代わりという意識もある様子。「8つ違いますからね。かわいいのもあって、とにかくいじくりまわして、とにかくいじりたかったですね。父が亡くなってからは、普通の兄と妹というまたちょっと関係性も変わってきましたので」と振り返った。
春本は由香の芸名を使用しているが、本名の真由香は松也が名付けた。その理由について、松也は「妹の名前は何がいいかと両親から尋ねられ、まゆかと何の迷いもなく言った。僕自身もなんでそう言ったか、分からないんですけど」と説明した。
徹子の部屋には父親の松助さんも42歳の時に出演しており、松也は「親子で徹子の部屋には、お世話になっているんだなとあらためて感じます」と感慨深げだった。