全国各地で「ポケモンGO」騒動 なんと皇居内もアイテム入手スポット!
スマホゲーム「ポケモンGO」で、立ち寄るとゲームに必要なアイテムが入手できるスポット「ポケストップ」が東京・皇居内にも設置されているとネット上で指摘されていた件で、同ゲームの広報担当は25日、スポットが実在することを認めた。一方で、22日に、熊本地震で被災した熊本城の立ち入り禁止区域に侵入しようとした男性が現れるトラブルがあり、熊本市が配信元に求めていた改善については、この日までに熊本城に設定されていた「-ストップ」の削除作業が完了した。同ゲームによるトラブルは各地で相次いでいる。
担当者によると、今回の「ポケストップ」は、配信元のナイアンティック社が13年にリリースした別ゲームで使用した情報を踏襲して設定されているという。
「ポケストップ」は名所史跡など、さまざまな場所に設置され、ゲーム進行に必要なアイテムなどが入手できるため、場所によっては多くの人が殺到している。
私有地などに「ポケストップ」が設定され、これを所有者などが削除希望する場合は、ゲームのアプリや、公式HPに専用の依頼フォームがあり、22日の配信以降、削除依頼が続いているという。広報担当者は、削除依頼数は非公式としたうえで「順次、対応させていただいております」と説明。現状、作業の遅れなどは発生していないという。
皇居内の「ポケストップ」に関しては、この日の午後段階ではまだ設定されたままで、削除依頼が入っているかは確認できていないという。
一方で「ポケストップ」には多くの人が集まる傾向にあるため、新規設定の要望が多く届いているが、現在は新規登録は受け付けていないという。