東京都HP 舛添氏コーナーに「豪遊明細」永久掲出へ…驚愕の高額支出の数々
高額海外出張や公金の公私混同疑惑が問題化した、東京都の舛添要一前知事の辞職に伴い、都は一部リニューアルした公式HPの「歴代東京都知事」の舛添氏のコーナーに、在任中に計9回で総額2億4700万円を計上した全海外出張の“豪遊明細”を掲出した。各出張ごとに首をかしげたくなる支出項目が並ぶが、新都知事が就任した後も永久掲示されるとみられる。
舛添氏のコーナーには、プロフィールなどに並んで「知事の海外出張」の項目があり、そこには、在任中に計9回赴いた米国、欧州、韓国などへの出張履歴が並ぶ。それぞれの出張の「主な行動・成果」欄には、「詳細はこちら」として、出張ごとの経費明細のPDF書面へのリンクが張られている。
今年4月に16名で赴いた米国出張の場合は、6日間で6975万円を計上。内訳は…。
◆航空賃・1015万円
◆宿泊料・521万円
◆日当等・105万円
◆車両借上げ・416万円
◆現地案内人・244万円
◆通訳雇上げ・123万円
◆携帯電話等・23万円
◆諸室借上げ・320万円
◆備品借上げ・375万円
◆その他・181万円
民間とはケタ違いの数字が並ぶが、負の歴史として掲出され続けることになりそうだ。
なお歴代知事の石原慎太郎氏と猪瀬直樹氏のコーナーにも「海外出張」の項目があるが、各出張の総額だけが明記されている。