極楽・山本圭壱 淫行「その通り」 寺修行逃亡質問はかわす
お笑いコンビ、極楽とんぼの山本圭壱(48)が30日に放送されたフジテレビ系「めちゃ×2イケてるッ! 夏休み宿題スペシャル!!」に出演し、10年ぶりに地上波に復帰した。番組内では、山本出演の経緯について異例のお断りをテロップを複数回流すなど、視聴者への説明に追われる側面もあった。
山本は06年7月、17歳少女への淫行が発覚。所属事務所を解雇され、同番組などを降板し、謹慎した。同年8月には書類送検されたが、示談が成立し、不起訴処分に。昨年1月の東京・下北沢の単独ライブで仕事復帰し、同7月には、加藤のコントライブでステージに上がり、9年ぶりのコンビ“共演”を果たしていた。
ナインティナイン・岡村隆史は06年の事件について、「あの事件、正直、言い方は悪いのかも分かんないけど」と前置きした上で、「未成年者との飲酒、みだらな行為は、これ、事実としてあったこと、と僕は思ってます」と切り込んだ。
山本は「それは、その通り」と認めた。
復帰まで10年かかったが、山本は「正直、どっかで戻れるとか、戻るという気持ちはあったかもしれません。錆びてはいけないと思った」などと話した。
番組では、迷惑をかけた関係者に“1年間の寺での修行”を条件に、復帰話が進行していたことも明かされた。山本は13年8月に山奥の寺院で修行を始めたものの、厳しい修行に耐えられず、わずか3カ月で逃げ出していたことが14年に報じられている。
よゐこ・濱口優からは「寺に入って、(すぐに山を)下りたのは何で?」と追及され、山本は「下りた」と一言。岡村も「下りたらあかんかったと思う。(1年間の約束やったのに)下りたらあかんかったんちゃうの」と問い質(ただ)したが、山本は、質問には直接答えず、「そういうのじゃなくて…10年間、長かったんです」と釈明するにとどまった。修行を途中で投げ出したことへの説明はなかった。
なお、相方の加藤浩次、岡村、ロンドンブーツ1号2号の田村淳、ココリコ・遠藤章造らは、山本の復帰に涙していた。