１０月スタートの次期ＮＨＫ朝ドラ「べっぴんさん」でヒロイン役を務める女優・芳根京子（１９）が１日、大阪市の同局で行われた、超高精細映像「スーパーハイビジョン４Ｋ・８Ｋ」試験放送開始の記念イベントに出席した。

　現行ハイビジョンに比べ４Ｋは４倍、８Ｋは１６倍のきめ細かな映像となる。芳根は、２０１８年に予定される本格放送に向け、女優としての“鮮明映像”への対策を聞かれると「もっと頑張らないと。綺麗に見られるということは作品の見応えが出てきますので、自分の問題は自分でどうにかしていこうと思います」と笑顔。最近は連日ハードな朝ドラ収録が続いており「寝不足になるとすぐ肌が荒れてしまったりするので、できるだけ家では自炊を心がけ、少しでも健康的なものを食べられるように努力しています」と明かした。

　これに同席した総務省近畿総合通信局長の関啓一郎氏は「女性の肌の話ばかりすると…。『厚化粧』とか言ったら怒られますけど」と、東京都知事選の騒動をネタにツッコミを入れて笑いを誘いつつ、スーパーハイビジョンは内視鏡など医療分野などで産業応用がきく技術であることを説明した。

　試験放送は、全国のＮＨＫ放送局や、今月に各地で開催されるリオデジャネイロ五輪のパブリックビューイングなどで視聴体験できる。