五十川敦子被告が保釈 黒眼鏡をかけ深々と一礼 元レースクイーンの面影なく
覚せい剤取締法違反の罪で、元俳優の高知東生被告とともに逮捕された元クラブホステスの五十川敦子被告が2日、身柄を勾留されていた警視庁湾岸署から保釈された。
五十川被告は16時33分に湾岸署玄関に姿を見せ、待ち構えた報道陣に向け深々と頭を下げた。黒縁の眼鏡をかけ、黒っぽいパンツに、白と黒のボーダーシャツ、白いカーディガンを羽織った。地味な姿で、かつてはレースクイーンだった派手な面影は消えた。
頭を下げた後、迎えに来た車に乗り込むために歩き出すと、黒い帽子を被り表情を隠した。その間、報道陣から「高知さんのことをまだ愛していますか?」「高知さんは離婚されましたが」などといった質問が飛んだが、一切答えることなく、車に乗り込んだ。
五十川被告は高知被告とともに覚せい剤取締法違反などで神奈川県横浜市内のホテルで6月24日に逮捕された。その後、同法違反などで起訴された。高知被告は7月29日に湾岸署から保釈。高知被告の妻で女優の高島礼子は1日、高知被告と離婚したことを発表した。