カンガルの稲場愛香が卒業 ぜんそくの症状顕著に
女性アイドルグループ、カントリー・ガールズの稲場愛香が4日、公式ブログでグループからの卒業を発表した。すでに、今年4月に、幼少期からの持病だったぜんそくの症状が顕著に出るようになったことを理由に、活動休止し、治療に専念してきたが、この日をもって、活動に終止符を打った。
稲場はこの日、現在の体調を「これまで喘息治療に努めて参りましたが、やはりまだ思わしくない日もあり、今現在の容態では、これまでのような全国を飛び回る活動を続けていける状態に至らず、ただその容態もずっと悪いわけではなく体調が落ち着いてる日もありますが、天候や日によって思わしくない、といった状態です」と説明した。
その上で「この様な容態である為、これ以上 応援して下さるみなさんにご心配をお掛けしてはいけない、グループの活動にこれ以上の支障が出ない様、メンバーのみんなに迷惑を掛けるわけにはいかないと思い、卒業という決断に至りました」と自らの選択を言葉にした。
稲場は2013年5月にハロー!プロジェクトの研修生となり、2014年11月にカントリー娘。から名称変更する形で誕生したカントリー・ガールズのメンバーにBerryz工房の嗣永桃子らと加入。15年3月の「愛おしくってごめんね」など3枚のシングルを発売してきた。
今後については「まだ決まっていませんが、私、稲場愛香を応援して下さった皆様に恩返しをしていける様な活動が出来たらなと思っています」とつづった。所属事務所の西口猛代表取締役も「引き続き治療の経過を見ながら、稲場愛香としての活動の可能性を探っていきます」としており、ハロプロ卒業や芸能界からの引退ではないという。