藤山直美、父寛美さん「休日は吉本新喜劇みてました」…松竹&吉本がタッグ舞台
女優・藤山直美(57)が5日、大阪市内で、吉本興業創始者の吉本せいさんの波乱万丈の人生を描いた舞台「笑う門には福来たる~女興行師 吉本せい~」(11月4日~、大阪松竹座)の発表会見に出席した。
長年、大阪のお笑い界で激しいライバル関係にあった松竹と吉本がタッグを組んでの舞台。藤山は「吉本の役者さんも出る松竹座の舞台に新派の俳優もおって、何のこっちゃ分からん」と笑わせた。
かつて父の寛美さんは、吉本と火花を散らした松竹新喜劇を率いたが、藤山は「うちのお父さん、吉本新喜劇が好きで、休みの日に見てましたからね。『はっ、忙しい』とか吉本のギャグもまねしてました」と明かした。
「興行的には吉本と松竹と言われますが、役者さん同志は関係なく仲良かったですよ」。自身も父の縁で幼少時に吉本の「なんば花月」の舞台に子役で出演したことがあり、寛美さんから「お前、出られてよかったなあ」と言われたことも明かしていた。