東国原、競泳・松田との約束守れず土下座 宮崎県知事時代、プール作ると…

 元宮崎県知事でタレントの東国原英夫が12日、フジテレビ系「バイキング」で、リオ五輪競泳男子800メートルリレーで銅メダルを獲得した松田丈志に対し、宮崎県知事時代に約束を果たせなかったことを土下座して詫びた。

 番組では出演者の思い出のリオ五輪名シーンを放送。ゲストで登場した東国原は、52年ぶりに表彰台へ上がった競泳男子800メートルを挙げた。

 VTRを見終わった東国原は、アンカーを務めた松田に対し「まず謝らないといけないことがある」と切り出した。松田は宮崎県延岡市出身。水泳を始めた当初はビニールハウスを改造したプールで練習を積むなど、決して恵まれた環境になかったのは有名な話。そんな中でも、松田は2008年北京五輪200メートルバタフライで銅メダルを獲得。当時宮崎県知事だった東国原は、そんな松田に当然のごとく県民栄誉賞を贈った。

 県民栄誉賞を贈られた松田は当時、ぜひきちんとしたプールを作って欲しいと要望し、東国原も検討を約束したものの「財政的に逼迫していてできなかった」と告白。MCの雨上がり決死隊から「なら土下座しましょか」と言われると、迷わず床に正座して頭を下げた。

 「直したかったけど、プールを作るのに50億円かかるのよ。それに維持費もかかる。宮崎県の財政ではできなかった」と無念そうに当時を振り返り「あの時、宮崎県のプールを作っていたら、もっとすごい選手になっていたかもしれない」と最後まで残念そう。

 それだけに、今回のメダル獲得には喜びもひとしお。「本来バタフライなのに自由形一本に絞って、今回出て。涙無くしては語れない富士山のトビウオなんですよ」と、その快挙を喜んだ。

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