「クリミナル・マインド」“主役”俳優が突然の解雇

 米人気ドラマ「クリミナル・マインド」で中心人物であるFBI特別捜査官アーロン・ホッチナーを演じているトーマス・ギブソン(54)が、12年間にわたり出演してきた同ドラマをクビになったことが明らかになった。ドラマを制作する米CBS局とABCスタジオが12日、発表した。

 「クリマイ」は05年に放送を開始し、現在は第12シーズンを制作中。解雇の理由など詳細は明かされていないが、CBSニュース(電子版)は、米ニュースサイト「Deadline」が、ギブソンが共同エグゼクティブ・プロデューサーのヴァージル・ウィリアムズ氏を蹴った、と報じていたことを伝えている。

 ギブソンは12日、Deadlineなどに対して、解雇についての声明を発表。激怒して脚本家兼プロデューサーを蹴ったとする“事件”については触れず、「僕は『クリミナル・マインド』が大好きで、12年間、全身全霊を込めてきました。最後まで見届けることを願っていましたが、それもかなわなくなりました。脚本家、プロデューサー、共演者、素晴らしいスタッフ、何より、最高のファンに感謝します」とコメントしている。

 11日には「制作上の意見の相違と不一致があった」と謝罪コメントを発表していた。

 ギブソンは「クリマイ」に第1シーズンから出演している主役的存在。FBIプロファイラー(特別捜査官)をとりまとめる重要な役どころだった。

 日本でも人気のドラマだけに、今回の解雇報道には、ネット上で「ドラマ自体が成立しなくなるのでは」「ドラマがなくなるのでは」などと心配する声があがっている。

 ギブソンは90年代に放送された「シカゴ・ホープ」に医師役でレギュラー出演していたほか、米コメディードラマ「ダーマ&グレッグ」に主演した人気スター。

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