ガッツ石松、水谷のガッツポーズは「OK牧場」
リオ五輪卓球男子シングルスで銅メダルを獲得した水谷隼のガッツポーズ論争について、ガッツポーズの語源となった元プロボクサーのガッツ石松氏(67)が16日に放送されたテレビ朝日系「スーパーJチャンネル」で、“正しい”ガッツポーズについて説明した。
ガッツポーズとは、ガッツ氏が世界チャンピオンとなったときに両腕を高々と挙げたことに由来すると言われ、ガッツ氏によると「私が世界チャンピオンになった4月11日がガッツポーズの日ということで、記されている暦もある」という。
今回話題となっている水谷の闘志あふれるガッツポーズについては「その人のやり方だからね。私のガッツポーズは肩から上だし。ガッツポーズに定義なしだ。OK牧場じゃねえの?」と、ガッツ流の解釈を披露した。
また、ガッツポーズに込められた両腕の思いも吐露。「自分に対して『よく頑張った』という右手、左手は応援してくれる観客に対する『ありがとう』。文武両道というのかな」と説明した。
このガッツ流の解説に、ネットでは「文武両道?」「なぜ文武両道かわからないけどガッツさん最高」「さすがガッツさん」などの書き込みがあふれていた。
水谷のガッツポーズには、野球評論家の張本勲氏がTBS系「サンデーモーニング」で、「あれはダメ」「手は肩から上に上げちゃダメ」などとコメントし、「喝」をいれていた。これに対して水谷は「命がけ」「戦場」と話し、理解を求めていた。