ASKA ブログ最終日に謝罪「暗黒の扉開けた」「深く反省」
覚せい剤取締法違反(使用、所持)などで14年9月に懲役3年(執行猶予4年)の判決を受けた歌手・ASKAが17日、長文のブログを更新。覚せい剤逮捕について「深く、深く反省しております。申し訳ありませんでした。この気持ちは、これからも私の心の芯に、そして変色させずに抱きつづけます」と相棒のChage、ファン、関係者、家族に対する謝罪をつづった。
ASKAは7月18日、1カ月限定でブログを開設。この日が約束した“最終日”だった。
ASKAはまず、「皆さんへ 私は覚せい剤で逮捕され、2年前に刑事裁判で判決を宣告されました。その頃の私は、『やはり私ではなかった』と、今、思えています」と切り出し、覚せい剤使用の理由を「盗聴盗撮に悩まされて」いたなどと、これまでの主張を繰り返した。
そして、「結局、暗黒の扉を開けてしまったわけです」と覚せい剤に手を染めたことを表現した。
ASKAは「医療保護入院」という制度のもと、約4カ月の入院生活を送っており、6月15日に退院。現在も月1回、九州の病院に通院しているという。
長文のブログでは、「深く、深く反省しております。そして、二度とこのような過ちを繰り返さないことを誓います。(中略)家族も相棒も、今の私があるのも、みなさんが居てくれたからこそだと思っています。ありがとうございます。そして、申し訳ありませんでした。この気持ちは、これからも私の心の芯に、そして変色させずに抱きつづけます」と謝罪した。
執行猶予中の人間が復帰すべきではないという意見も承知の上と断り、「私はアーティストとして、心底から音楽に向き合うつもりです。覚せい剤犯罪の再犯率は高いと言われていますが、私は再犯のないグループの先頭に立ち、音楽をとおして社会に貢献しなければならないと考えています」と音楽で更生することを誓っている。
なお、更新は頻繁ではなくなるが、ブログは何らかの形で続けることも伝えている。