高須院長 BBCニュースに ナイジェリア代表への寄付で
高須クリニックの高須克弥院長が英BBCのニュースで扱われていることが18日までに分かった。高須院長は資金難のリオ五輪サッカーナイジェリア代表を支援するため、2000万円を寄付することを発表。金メダルを獲得した場合にはさらに3万ドル、銀メダルなら2万ドル、銅メダルなら1万ドルのボーナスを表明している。
ナイジェリア代表は17日(現地時間)にドイツ代表との準決勝に敗れ、21日のホンジュラスとの3位決定戦にのぞむ。
17日のBBCニュース(電子版)は「Extra cash ,gift,for Nigerian team to be flown to Rio」(リオ五輪のナイジェリア・チームに追加現金の“贈り物”)の見出しで報じられた。「日本の整形外科医のカツヤ・タカスがナイジェリア代表の資金難を耳にし、支援を申し出た」「タカスはBBCスポーツの取材に、2000万円は特別な寄付金で、チームに直接手渡した方がいい、と話した」などと寄付金が選手の手元に確実に渡る方法を希望していることも伝えた。
記事では、高須氏がこれまでにも日本のホッケー・チームに寄付をしてきたことなども伝え、「ナイジェリアに金メダルを取ってもらいたい。彼らは多くの犠牲を払ってブラジルにたどり着き、準決勝まで勝ち進んだ。これほどに強い精神力の人間は自分たちの想像以上のプレーができるよう、応援されるべきだ」とのコメントも紹介された。
高須院長はナイジェリア大使館に出向き、ブラジルに高額の現金を持ち込む証明書を取得したことなどをツイッターで報告している。
英デイリーメール紙(電子版)も17日、「日本の億万長者で整形外科医のカツヤ・タカスがナイジェリア代表選手に金メダルを取った場合3万ドルのボーナスを約束」などと報じている。