日本選手団主将の悲劇か 梅沢富美男、吉田の銀に「イヤな予感が…」
俳優の梅沢富美男が19日、フジテレビ系「バイキング」で、リオ五輪女子レスリング53キロ級で銀メダルとなった吉田沙保里について、日本選手団の主将になった時点で「イヤだなと思っていた」と、打ち明けた。
番組では、銀メダルに終わり、涙で謝罪した吉田のインタビューを放送。それを受け、梅沢は「残念。銀でごめんなさいって言わないといけないんだよ」と心の底から同情した。そして「今だからこんなこというの、卑怯者って言われるかもしれないけど…」と前置きした上で、「(日本選手団の)キャプテンになって旗持ちしたでしょ?やだなと思ったんだよ」と、吉田が日本選手団の主将になったことで、金メダル獲得に不安を感じていたと吐露。
「井上選手も、鈴木選手もそうでしょ?」と、過去、五輪で日本選手団主将を務めた柔道の井上康生(アテネ)、鈴木桂治(北京)らの名前を挙げ、メダルを取れなかった“負の連鎖”を指摘。ロンドン五輪では陸上やり投げの村上幸史が主将を務めたが、やはり予選24位に終わっている。
吉田は主将が決まった時に「私でジンクスを打ち破りたい」とも話していた。金こそ逃したが銀メダルは獲得し、ジンクスはストップさせたが、梅沢は「旗持ちはコーチかじじぃがやればいいんだよ。とにかく旗持ちはダメ」と主将を旗持ちと言い換え、無念の表情。雨上がり決死隊の宮迫博之も「キャプテンという重責が乗っかっちゃうんでしょうね」と、そのプレッシャーに同情を寄せていた。