桃井かおり SMAPの解散に心を痛める 「今はそれに触れたくない」
女優の桃井かおり(64)が20日、都内で自身が監督・脚本・主演を務めた映画「火 Hee」の初日舞台あいさつを原作者の中村文則氏(38)と行い、雷雨の中劇場に駆けつけてくれたファンに「本当に1人1人にキスしたいぐらい。今までの人生で初めて感動しました。芸能界にいてよかった」と感謝の言葉をまくし立てた。
監督としては06年公開の「SAYURI」以来の2作目。桃井自身が主演した理由を「桃井かおりが女優として一番リーズナブル。監督との話し合いの時間も省ける」と説明、予算の問題で撮影は米ロサンゼルスの自宅で10日、編集は5日で仕上げたという。
報道陣から「監督として使ったみたい俳優さんは?」と質問が飛ぶと、桃井は「お客さんを動員できる人」と即答。さらに「キムタク(SMAPの木村拓哉)さんなんかは?」とたたみかけられると「それに触れたくない今は。もう心が痛くて」と話した。
会見の終わりに再度「中居さんとテレビで共演してますが?」と質問が飛ぶと「それに答えたくない。そっちの方へ行っちゃうから、答えられない」と解散問題に触れるのは避けた。