沢尻が中山秀征に謝罪、9年ぶり和解「あの時代、どっかおかしかった」

 女優の沢尻エリカが21日、日本テレビ系の生番組「シューイチ」(日曜、前7時30分)に出演し、MCを務める中山秀征に謝罪し、9年ぶりに“和解”した。2人は2007年、沢尻が主演映画「クローズド・ノート」のPRで同局の「ラジかるッ」に生出演した際、不機嫌モード全開の沢尻に中山がたじたじになるやり取りがあり、以降、共演したことがなかった。

 沢尻はその生放送出演翌日、同映画の舞台あいさつで、あの「別に」事件を起こしている。

 9年ぶりの“再会”は、沢尻が主演した24時間テレビスペシャルドラマ「盲目のヨシノリ先生~光を失って心が見えた~」のPRで実現した。

 中山が「スタジオの雰囲気がいつもと違うんだけど」と緊張感を漂わせながら話すと、白いパンツルックで沢尻が登場。中山は「何年ぶり?これは業界的には大変ですね。あれ以来です」と額に汗を浮かべた。

 番組では9年前に起きた「ラジかるッ」での2人のやり取りをイラストとともに詳報。沢尻が中山に視線を合わせることもなくぶ然とした表情で股を広げてソファに座る様子が描かれ、スタジオが凍り付いたと説明した。

 中山は沢尻に「当時は入ってきた瞬間からやる気満々でしたね」と語りかけると、沢尻は「あの時代、どっかおかしかったんです。大変失礼しました」と苦笑いを浮かべながら平謝り。

 中山は「こんな風に和やかに話すの初めてですよね」と苦笑し、「オレも逆にこれ、大丈夫かな、生放送だよって。(沢尻さんが)分かってないのかなと」と当時を振り返り、「役作りで世界をつくっているのかなと思った。だからこの状態をキープしようと思って。(沢尻が)そこまで追求してるんだと」と生放送で全て映し出されるにもかかわらず、不機嫌モード全開だった理由を探していたことを明かした。

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