猪瀬氏 乙武氏の不倫騒動「叩きすぎ」と擁護
元東京都知事の猪瀬直樹氏(69)が21日、読売テレビのトーク番組「そこまで言って委員会NP」(日曜、後1・30)に出演。複数の女性との不倫関係騒動が発覚し、政治家転身を取りやめた乙武洋匡氏について「叩きすぎ」と、メディアの騒動が大きくなったことを嘆いた。
猪瀬氏は都知事時代、乙武氏を教育委員に任命していたこともあり「なぜ急に政治家になろうとしたのか。周りが持ち上げたんでしょうけど。それが今度、不倫騒動が起きて…(教育委員も辞められて)もう少し教育委員を続けてほしかった」と嘆いた。
政治家の不倫騒動について「ちょっと日本は騒ぎすぎだったんじゃないですか」と疑問を呈した。
猪瀬氏は徳洲会グループからの不透明な借入金問題を都議会で追及され、13年12月に都知事を任期1年余りで辞任。献金問題では、5000万円を模した箱を鞄に詰め込む証明のシーンがメディアで何度も放送された。
乙武氏は3月下旬に不倫が報じられ、4月5日にホテルで開いたパーティで、妻・仁美さんと謝罪。関係修復に向かうとみられていたが、6月には別居が発覚している。