ダウンタウンの松本人志（５２）が２１日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」（日曜、前１０・００）で、ＳＭＡＰの解散について理解を示した。代表曲「世界に一つだけの花」になぞらえ、「押し花になったり、ドライフラワーになったりするような残り方をするぐらいなら、きれいに散ってしまった方がいいという考え方は僕は正直、個人的には分かる」とコメントした。さらに「一枚一枚の花びらになって、どれだけ輝けるのか、そっちの方が魅力ある」と今後のメンバーそれぞれの活動に期待を寄せた。

　解散の真相、いきさつなどが知りたいというファンの声に対しては「本当のこと言える訳ないじゃない。それを笑いながら言えるくらいなら解散しない」とピシャリ。「そんなことを追及していって誰が得をするんでしょうね。公式にコメント？できないでしょうね。きっと誰かの何かを言わなきゃなるから」と５人を思いやった。

　また、年頭の騒動時にも食事に行った、親交の深い中居正広（４４）と今回も連絡を取り、「僕のできることあったら何でもするよ、とは言わせてもらった」と明かした。松本は２０００年、日本テレビ系ドラマ「伝説の教師」で中居とダブル主演したことをきっかけに親交を深め、中居の父・正志さんが昨年２月に亡くなる直前に見舞うなど信頼関係がある。中居は「ワイドナショー」に出演した際、松本について「人間的にほれている」と話していた。