香取、草なぎ ラジオ冒頭でSMAP解散謝罪も…文言は解散発表時とほぼ同じ
12月31日での解散を発表したSMAPの草なぎ剛(42)と香取慎吾(39)が21日、レギュラーを務めるbayfm「SMAP POWER SPLASH」(日曜、後7・00)に出演し、冒頭で解散について謝罪した。香取が重い雰囲気で、草なぎは淡々と口にした文言は、14日未明の解散発表時に所属事務所を通じて出したコメントとほぼ同じだった。この日で解散発表後、メンバー5人全員がラジオ番組で報告と謝罪を終えた。
メンバーで最後となった草なぎと香取の謝罪に、新たなメッセージは込められなかった。
解散を申し出たとされる香取は、番組の冒頭、「皆さん、こんばんは。SMAPの香取慎吾です」とグループの冠をつけて自己紹介した後、時折言葉に詰まりながら「SMAPは解散いたします。SMAPを応援して下さった、たくさんの方々に心より感謝申し上げます。そして突然のお知らせとなりましたこと、深くおわび申し上げます」と続けた。30秒間、弱々しく、暗い声に終始した。
14日のコメントには「解散いたします」の前に「ファンの皆様、そしてスタッフ関係者の皆様」と入っているなど、わずかに異なるが、後半はまったく同一の文言だった。
続いて解散に同調したとされる草なぎが「SMAPの草なぎ剛です」とあいさつ。ここからは「このたび僕たちSMAPは、解散する道を選びました。いつも応援してくれたファンの皆さま、支えてくれた関係者の皆さま、グループ結成から28年間、本当にありがとうございました。今後も精進してまいりますので、引き続き、温かく見守っていただけるとうれしく思います」と14日のコメントと完全に一致した。5人で最短の26秒間。感情を押し殺した声で、まるで原稿を読んでいるかのようなトーンで話した。
これで、18日の稲垣吾郎(42)に始まり、19日の木村拓哉(43)、20日の中居正広(44)と続いたメンバーのラジオ番組での謝罪は全員、終了した。稲垣と木村は、発表時の文言とは異なる言葉で謝罪。最長の82秒間だった中居は、解散発表時のコメントを再現後、開催中のリオ五輪に水を差したことをわびるなど、新たな言葉を盛り込んでいた。
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