高畑裕太容疑者「死のうと思った」 母・淳子が言葉語る
女優の高畑淳子が26日、長男で俳優の高畑裕太容疑者が強姦致傷の容疑で逮捕されたことを受け、都内で会見を開いた。25日に前橋警察で面会をした際の様子に言及し、「死のうと思ったということは言っていました。後は震えて泣くばかりで理路整然と何がどうでと言える状態ではなかった」と振り返った。
与えられた面会時間は15分で、裕太容疑者の所属事務所社長から、裕太容疑者が引き受けていた仕事が、現在、どのような状況になっているのか、誰が代役を務めているのか10分をかけて説明した。
裕太容疑者は「すいません、すいません」と繰り返すばかりで、「報告を整理してどれだけのことが起きているのかを聞くというのが…。外のことを把握しなければというので…」と話を聞いていたという。
以前から淳子は裕太容疑者へ不祥事などを起こさないよう注意していたとされているが、そのことを改めて聞かれると「私どものように、皆さまの目に触れる機会が多い人間がいけないことをすると、お互い差し違えて死ぬぐらいの覚悟の仕事だと(伝えていた)。なのでやってはいけないことやると、差し違えて死のうねと、合い言葉のように(言っていた)。それが彼にどう響いていたかはわからない」と苦しい表情を浮かべていた。