有働アナと池上彰氏が爆笑初共演 自虐ジョークに“ツッコミ無双”さく裂
ジャーナリストの池上彰氏(66)とNHKの有働由美子アナウンサー(47)が、NHK BSプレミアム「世界プリンセス物語~愛される理由とは~」(9月17日、後9・00)で初共演することになり、27日、東京・渋谷の同局スタジオで会見した。独身の有働アナが「愛とは何ですか?分からないので、来世ですね。今世は諦めます」などと自虐ジョークを連発すると、池上氏が“ツッコミ無双”を入れる漫才のような展開に。NHK出身の池上氏との“先輩後輩コンビ”で息ぴったりの爆笑会見となった。
自虐発言を連発する有働アナに、“池上無双”がさく裂した。
世界のプリンセスたちが、いかにして王室に入り、国民に愛される存在になったのかをひもとく特番。ニュース番組「あさイチ」でMCを務め、NHKの朝の顔として“愛される”有働アナにぴったりと思われたが、会見では予想外の?コメントが続いた。
マスコミ向けの資料で「MCは、愛を求める有働アナ」と紹介されていたため、愛について聞かれると「プリンセスになるには、プリンスに愛されないといけない。私は愛しすぎた、自分主導過ぎたのかもしれないですね…」と過去の恋愛を思い出すかのようにしみじみ。
「テレビに出てるのに容姿は下だな、とか言われますし」と気弱に語ったところで、隣にいたNHKの先輩にあたる池上氏の目が光った。「視聴者に優越感を与えるのはいいことじゃないですか」と愛ある冗談で場を和ませ、有働アナが過去に発言した「脇汗」「赴任先のニューヨークで、すてきな男性がみんなゲイだった」などのNHK局員らしからぬ“名言”を回顧。「正直に発言してハレーションを起こしたりしているけど、気取らない人だから」とフォローした。
さらに、池上氏が「自虐的なことを言われてますけど、やっぱりどこか傷ついてるところがあるんですね?」と選挙特番に出演したときのように鋭く直撃すると、有働アナは「傷ついてますよ」と正直に吐露。初共演にして名コンビ誕生の予感漂う絶妙な掛け合いに、スタジオは爆笑に包まれた。