渡辺謙 乳がん手術南果歩に愛のLINE 「陥没した傷」にふさぐ妻に一生愛す
俳優の渡辺謙が28日、日本テレビ系の「おしゃれイズム」に出演し、妻で女優の南果歩が乳がん手術を受ける直前に、米国での舞台に出演するため日本を離れたことを明かした。南は「陥没した傷」に落ち込み、渡辺に電話などで悲しみをぶつけたという。
渡辺は「(妻の)手術の日は立ち会いたかった」と家族としての思いを述べた。しかし、米国公演があり、その間で揺れていると、南が「行ってらっしゃい」と背中を押してくれたという。米国に出発する翌日に手術だったそうで、「心配だった」と渡辺は振り返った。
ここで、番組MCの1人藤木直人が南からの手紙を紹介。「手術までは私も気が張っていたので元気に務めていましたが、手術から2日たったときに発熱して体の自由もきかずに自暴自棄になり、電話やLINEで謙にわがまま放題の言葉を投げつけました」。渡辺は思い出したのか、表情をゆがめた。
「謙自身も大変だったのに辛抱強く私のわがままに付き合ってくれ、陥没した傷に落ち込む私に『果歩のすべてを一生愛す』というLINEを送ってくれました」
渡辺は妻からの言葉をじっと聞いていた。