島津亜矢「負けんばい」 自身も被災…涙の熊本地震復興支援コンサート
熊本出身の演歌歌手・島津亜矢(45)が29日、東京・品川のステラボールで熊本地震復興支援コンサート「熊本は負けんばい」を開催した。集まったファン800人に「復興に欠かせないもの。それはハート、支え合う気持ちです」と大粒の涙をこぼしながら語りかけ、デビュー曲「袴をはいた渡り鳥」や、避難所で被災者の愛唱歌となった「おもいで宝箱」など12曲を歌い上げた。ステージには、くまモンも登場した。
熊本市内の実家は大きな被害はなかったが、家族はしばらく車での寝泊まりを強いられたという。「交通が寸断され、まだまだ不自由な思いをしている方がたくさんいる。みなさんからいただいたお気持ちを今年中に熊本に届けます」と約束した。この日の入場料の一部が、義援金として被災地に送られる。