五十川被告がネットで覚醒剤を購入 代金は高知被告が支払う
覚せい剤取締法違反(所持・使用)などの罪に問われた元俳優の高知東生(本名・大崎丈二)被告(51)と、共に逮捕された知人の元クラブホステス五十川敦子被告(34)の初公判が31日、東京地裁で行われた。検察は共に懲役2年を求刑し、弁護側は執行猶予を求めて即日結審した。判決は9月15日。
高知被告と並んで出廷した五十川被告は黒いスーツに茶髪、化粧にアクセサリーと保釈時とは全く違う姿だった。2人で薬物を使用し始めた時期について五十川被告は08年頃、高知被告は10年頃と供述。五十川被告は高知被告に誘われるまで使用経験がないとし、高知被告は五十川被告が経験済みだと話していたとするなど、食い違いがみられた。
当初は高知被告が覚醒剤を購入していたが14年頃に購入できなくなり、五十川被告がネットで購入して高知被告が代金を支払っていたという。高知被告とほぼ“愛人関係”で薬物を使用していたことに「深くは考えませんでした」と話した。