小堺一機 テレビ番組の司会に「落ちた」 現在のお笑いタレントと価値観異なる
お笑いタレントの小堺一機が4日、読売テレビの「八方・陣内・方正の黄金列伝」(後4・30)に出演し、31年間の長きにわたって司会を続けたフジテレビ「ライオンのごきげんよう」を振り返った。当時は今と違ってお笑いタレントが司会者になることにある種のステータス感はなく、「落ちた」との思いがあったという。
小堺は26歳で萩本欽一の大人気番組「欽ちゃんのどこまでやるの」に出演。28歳で「ごきげんよう」の前身となる「ライオンのいただきます」の司会に抜てきされた。
その当時を振り返って小堺は「あの頃は今と違って。今は司会者になることがステータス。あの頃は萩本さんも含めて」と言葉を切り、「司会者にされちゃった」と話し、価値観が現在のお笑いタレントとは異なることを明かした。
萩本は日本テレビの名物番組だった「スター誕生」の司会を長く続けていたが、この時も「ああ、もう俺のこと芸人だと思ってくれないんだ」などと話していたという。小堺は「落ちたって言ったら失礼ですけど…」と当時の心境を明かした。