真田丸「犬伏」に称賛殺到「すごい回」「涙止まらない」…大泉演技に感嘆の声
NHK大河ドラマ「真田丸」の第35回「犬伏」が4日に放送され、真田父子が生き残りを賭けて決断を下した名場面「犬伏の別れ」を迎えた。物語のクライマックスとなる放送回を終え、ネット上には「やはりすごい回だった」「余韻がすごい」「涙が止まらない」と称賛のコメントが殺到。ツイッターでは放送後1時間で「真田丸」を含む投稿が約5万件にのぼった。
「犬伏の別れ」は関ヶ原合戦を前に、これまで運命を共にしてきた真田父子3人が、真田存続のため、徳川方と豊臣方に別れることを決断。ドラマでも、これが最後の共演となる真田昌幸(草刈正雄)、信幸(大泉洋)、信繁(堺雅人)が迫真の論争の末に、最後は笑い合って密議を終える様が描かれた。
大泉扮する兄信幸は、絶対的存在だった父昌幸に「よき策じゃ」と“決別”を承諾させ、涙する弟信繁の肩を叩いて笑顔で励ます場面が印象的で、放送後には「大泉が格好よすぎた」「まさか大泉に泣かされるとは」「大泉の演技力をすごいと思った」と感嘆の声が相次いだ。
ドラマが「犬伏の別れ」を寂しい涙の別れとして描かず、決別はあくまで策略と位置づけて、3人が最後は酒を酌み交わして笑い合うなど明るく描かれたことも好評だった。