「１１ＰＭ」「クイズダービー」など人気テレビ番組の司会者として親しまれ、７月１２日に亡くなった大橋巨泉さん（享年８２）のお別れの会「大橋巨泉を偲ぶ会」が５日、都内のホテルで行われ、ビートたけし、久米宏、王貞治ソフトバンクホークス球団会長ら芸能関係者、スポーツ関係者ら約６００人が故人をしのんだ。

　たけしは、偲ぶ会の最中に行われたパーティーで、盛大な偲ぶ会が開催されたことに「これだけ祝ってもらえるのは、やっぱり大物」とあいさつした。

　司会の小倉智昭氏に壇上に呼び込まれたたけしは、明るくあいさつした。テレビ界にタレントとしての才能を売り込んでくれた恩人でもある巨泉さんへの思いを語った。【以下、あいさつ全文】

　「わざとらしく涙流すつもりもない。良い世代に生まれて世の中を牛耳って、好き放題生きて、最後にこれだけ祝ってもらえるのは、やっぱり大物です。幸せな人生だと思います。あらためておめでとうと言いたいです。今のテレビでは考えられないことをやって、盛り上げた」