PerfumeにNYっ子も興奮!ライブの域を超えている

 Perfumeが現地時間4日(日本時間5日)、米ニューヨークのハマースタイン・ボールルームで北米ツアー最終公演を行い、前日との2日間で計6000人を沸かせた。リオ五輪閉会式の引き継ぎセレモニーで、総合演出を務めた振り付けのMIKIKO氏ら“チームPerfume”に注目が集まったばかり。チーム力を結集し、2年前の北米公演では実現しなかったテクノロジーと一体化した金メダル級のライブは大盛況で、現地ファンから「こんなの見たことない」と絶賛の声が相次いだ。

 本編を終えても、歓声と「ワン モア ショー!!」の声が鳴りやまない。再びステージへ出てきた、あ~ちゃん(27)が英語で「私たちの夢はマディソンスクエアガーデンに行くことです。ついてきてくれる?」と呼びかけると、現地ファン8割の3000人が拳を突き上げた。

 2年ぶり2回目の北米公演。前回も来場したニューヨーク在住の男性、サイモンさん(24)が「10倍よくなっていて感動した。マディソンが待ちきれない!!」と絶叫するなどパワーアップした姿をマンハッタンに届けた。

 機材に制限のかかるアメリカでは、日本と同じ演出ができない。それでも、リオ五輪の引き継ぎセレモニーに携わった、メンバーを広島時代から振り付けする演出家のMIKIKO氏、テクノロジーを担当する表現集団「ライゾマティクス」の真鍋大度氏ら“チームPerfume”が北米仕様のパフォーマンスを考案。冒頭から照明を灯したドローン6体が、発光する衣装を着たメンバー3人のダンスと連動する演出で観客の度肝を抜かした。

 網戸のような透過スクリーンにプロジェクションマッピングを投影する楽曲もあり、アラバマ州から駆け付けた男子大学生、イニーさん(19)は「コンサートやライブの域を超えている」と大興奮。メンバーも初日に設営の遅れでリハーサルが3曲分しかできない“ぶっつけ本番”ながら完璧に踊りきり、高度に絡み合うチーム力のすごみを見せつけた。

 楽曲の英語バーションを歌い、世界的に流行の「ポケモンGO」を演出に採用するなどサービス精神も満点。“五輪戦士”とのタッグに、のっち(27)は「世界的大会に関われているスタッフとやれることを誇りに思う」とうなずいた。

 20年東京五輪への関わりを願う声も多く、かしゆか(27)は「純粋に自分たちのために頑張り続けたことが、周りから(五輪に出て欲しいと)言われるようになればいいな」と意欲。MSGに東京五輪-。世界的な評価の高まりが、3人を夢のその先へと運んでいく。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス