フリーアナウンサーの小林麻耶が７日、ブログを更新し、闘病中の妹・小林麻央が担当医から「癌の陰に隠れないで」と勇気づけられたことを明かした。麻耶は「とても力強く、愛に溢れていました」と感謝を表した。

　麻耶は「妹は素晴らしい先生との出会いでブログを開始すると決意をし、たくさんの皆さまとつながることができました」と麻央がブログを始めたことも医師のすすめであることを記した。

　その医師の診察の日は麻耶も同席し、「癌の陰に隠れないで」と勇気づけられたという。「病院の帰り道、妹と２人で歩きながら、私は自分を取り戻していくような不思議な感覚になりました」と振り返った。

　泣きながら麻央に「まおちゃん、私も、癌の陰に隠れてた。癌の妹の姉というアイデンティティが私を支配してた」と正直な気持ちを打ち明けたという。麻耶は「そのアイデンティティを持たないという選択は私にはできないけれど、完全に支配されていました」と自己分析した。

　「ようやく、少しずつ復活してきたので、どのように生きればいいのか模索中ですが」とし、「まずは毎日１０分。自分の事だけに集中できる時間を作り始めました」と気持ちを切り替えつつあることを明かした。