常盤貴子「不倫の境界線ってどこ?」

 女優の常盤貴子(44)が10日、都内で、主演映画「だれかの木琴」の初日舞台あいさつを共演の池松壮亮(26)、東陽一監督(81)と行った。

 平凡な主婦(常盤)が、担当してくれた美容師(池松)への思いを募らせ、行動をエスカレートさせていく物語。常盤は今年の芸能界を騒がせる“ゲス不倫”について触れ「報道を見て、不倫の境界線ってどこなんだろうと考えたり。そういうことを考えさせてくれる珍しいタイプの映画」と作品を振り返った。

 東監督は、1996年の「絵の中のぼくの村」でベルリン国際映画祭の銀熊賞を受賞するなど世界的に評価される巨匠。初日を祝う鏡開きでは「ウソをつくのが嫌い」と中にお酒が入っていないことをばらして笑わせた。

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