松田翔太、父・優作の遺した言葉を明かす 「映画は監督のもの」
俳優の松田翔太が11日放送のフジテレビ系「ボクらの時代」に出演し、役者としてこだわりについて、父で俳優の松田優作が遺した言葉を明かした。
翔太は番組で映画「オーバー・フェンス」(17日公開)で共演したオダギリジョー、蒼井優とともにトークを展開。1カ月間の函館ロケで仲を深めた3人は胸の内を赤裸々に明かした。
映画、ドラマ、CMなど現在の多岐にわたる俳優業について、翔太は「僕の父親が映画は監督のもので、ドラマはテレビ局のもので、CMはある意味、俳優のものなんだ、みたいなことを言っていて、それがいつも頭の中に残っていて」と父・優作の言葉を披露。
CMではKDDI auの「三太郎シリーズ」で桃太郎を演じているが、「CMの場合は自分らしいことができている」と振り返り、さらに映画については、今作品がひとつの契機となった様子で、「俺に足りてないのは、監督の絶対的な世界観の中にどうやっているかという自分を探すこと。それが今回楽しかった」と満足そうだった。