石原良純、父慎太郎氏を擁護「過ぎ去ったことは考えない」
タレントの石原良純が18日、フジテレビ「ワイドナショー」(日曜、前10時)に出演し、東京都の築地市場移転問題に関する元都知事の父・石原慎太郎氏の発言について、「おやじは過ぎ去ったことは考えない」などと擁護した。
築地市場の移転先となる豊洲市場一部の土壌汚染対策として「盛り土」がなされていなかった問題について、慎太郎氏は先にBSフジの報道番組内で「私はだまされた」と発言。良純は今回の件で慎太郎氏に「ホントに知らなかったのか?」と問いかけたことを明かした。
良純は「おやじは過ぎ去ったことを考えない人」としながら、慎太郎氏が都知事時代の2008年5月の会見で初めて移転候補地の地下の空洞方針などが明かされたことを確認した上で、現在の慎太郎氏は当時について「覚えてない」と語った。
番組では松本人志から「(慎太郎氏は)悪くない?」と問われると、良純は「おやじは政治家、知事の前に作家で創作活動やものを作ることに熱心。管理やメンテナンスには興味ない」と話し、都知事時代の功績についても、「成功と失敗があるが、終わったことはあんまり興味ない。その時のことだけを考えるのが石原慎太郎流」と弁護気味に話した。
今回の盛り土問題について、松本は「小池さんが知事じゃなかったら出てこなかったと思うと怖い。だからみんな都知事にしたくなかったのかな」と語った。