福山雅治 週刊誌の尾行テクニック学習 “追う側”の視点に「興味深い」
俳優で歌手の福山雅治(47)が18日、都内で行われた主演映画「SCOOP!」(10月1日公開)の完成披露試写会で舞台あいさつした。8月28日に妻で女優の吹石一恵(33)が第1子を妊娠したことを発表して以来、初となる公の場。“芸能界で最も撮られない男”の異名を持つ福山が、週刊誌のカメラマン役を演じたことも注目の作品で、役作りのため“週刊誌のテクニック”を勉強したことを明かした。
かつてすご腕だった主人公が、二階堂ふみ(21)演じる新人記者とのタッグで大事件に挑んでいく大根仁監督(47)の最新作。大根監督は写真週刊誌の取材に同行し、某大物女優を尾行するなどしてリアリティーを追求した。
出演者は資料として尾行する様子を撮影した映像を見ており、福山は「僕も職業柄、尾行されることがあるんですけど、その資料を見ると、よりわかりづらく追いかけたり、より大胆に接近したりしていて、興味深かったですね」と、いつもとは逆の“追う側”の視点に驚いた様子。長年、週刊誌と“戦ってきた”経験から「僕は、付いてこられても自分から話しかけるタイプではない。『どうも!』ってお茶を出して話しかける人もいるらしいんですけど」と裏話を明かした。
副編集長役の吉田羊(年齢非公表)は某俳優の尾行映像を見たと告白。週刊誌に熱愛を報じられた経験もあり「こんなに手の内を見せて大丈夫ってDVDだったので戦慄(せんりつ)しました」と振り返った。