カンニング竹山、豊洲市場移転報道に「冷静に考えて」
お笑い芸人のカンニング竹山が19日、レギュラー出演しているTBS系の情報番組「白熱ライブ ビビット」で、築地市場の豊洲への移転問題について「冷静に考えていかないと」と提言した。
豊洲新市場では、地下で行われていると説明されていた盛り土が行われず、代わりに空間を設置していたことが明らかになった。この日の番組内では、地下空間のたまり水が強アルカリ性であると共産党都議団が発表したことを受け、強アルカリ性水の特徴が取り上げられていた。
こうしたVTRを見て竹山は「個人的な意見ですけど」と切り出した。「移転するなら移転するで防水をどうするのか。地下水をくみ上げてじゃぶじゃぶ洗うわけじゃない。ちゃんと冷静に一個ずつ考えないと」と、落ち着いて問題を捉えるべきと提言した。
過去の例として、東日本大震災に起因して発生した福島第一原発事故を挙げ「風評とかめちゃくちゃあったじゃないですか。イメージだけで。またそうなっちゃうと、話がぐちゃぐちゃになると思う」と懸念。「移転の問題と、都が責任問題でいろいろやった、その問題は分けて考えていかないと。何も進まないですから。話が」と語った。