窪塚洋介 主演舞台にかける思い激白 役者の学んできたこと全てを出せる場所

初日前に会見した窪塚洋介=東京・Zeppブルーシアター六本木
初日前に会見した(左から)豊田利晃氏、窪塚洋介、渋川清彦、太田莉奈=Zeppブルーシアター六本木
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 俳優・窪塚洋介(37)の主演舞台「怪獣の教え」が21日、東京・Zeppブルーシアター六本木で初日を迎え、上演前に窪塚、共演の渋川清彦(42)と太田莉奈(28)、演出・脚本・映像を担当する映画監督の豊田利晃氏(47)が会見した。

 「怪獣の教え」は昨年11月に横浜で初演された“ライブシネマ”。演劇に映像や中村達也、ヤマジカズヒデらロックミュージシャンによる生演奏を組み合わせた、「全てが本番でないと完成できない、セッションのようでスリリング」(豊田氏)な舞台だ。

 窪塚は「最近あまりオファーがないんですけど」と笑わせつつ、「役と自分自身にあまり差がないと言うと語弊があるけど、(自分)そのものと思ってやれる役。新しい発見をしながら、毎日毎日セッションを楽しんでやっている」と、やりがいを語った。

 「生意気言いますけど、役者の学んできたこと全てを出せる場所が舞台だと思う。同じ土俵で勝負できる、すごくフェアな場所。全身全霊をぶつけられる場所」と舞台の魅力を強調。「1回ぶっ壊しちゃった方がいいかなという世の中になってきてるので、その人(観客)の常識をぶっ壊してやるつもりで」と意気込んだ。

 また、来年公開予定のマーティン・スコセッシ監督「沈黙-サイレンス-」で大役を演じたことについて言及。「台湾での撮影は夢を見ているような時間で、今までやって来たことに海外から賛辞を送ってもらったととらえている。マーティン・スコセッシ監督に見初めてもらって、毎日のように評価してもらって、やれた現場を経たのは自信になっている」と撮影を振り返った。

 それを踏まえた上で「一本一本を命がけで、これで最後かなと思ってやるのは昔から変わっていない。今日この初日に全てをぶつけるっていうのが大事かなと思っている」と心境を説明していた。

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