錦戸亮がサスペンス初挑戦 映画「羊の木」主演…元殺人犯役に松田龍平ら豪華共演陣
関ジャニ∞の錦戸亮(31)が映画「羊の木」(2018年公開)に主演し、6人の元殺人犯を受け入れる市役所職員を演じることが22日、分かった。
主演作「抱きしめたい -真実の物語-」(14年公開)以来、4年ぶりの映画出演で、サスペンス映画は初挑戦。映画「紙の月」などを手がけた吉田大八監督(52)と初タッグを組み、女優・木村文乃(28)や俳優・松田龍平(33)ら豪華出演者と極限ヒューマン・エンターテインメントを完成させる。
ギャグ漫画「がきデカ」の山上たつひこ氏、同「ぼのぼの」の、いがらしみきお氏が元受刑者たちを受け入れた港町で起こる数々の事件を描いた同名漫画を初実写化。全5巻7万4500部を記録、14年に文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞した話題作だ。
映画では、仮釈放ができない受刑者を自治体が身元引受人になる“新仮釈放制度”を適用した港町を舞台に、6人の元殺人犯を受け入れるお人好しな市役所職員・月末一(つきすえ・はじめ=錦戸)の交流と揺れる心情を描いていく。
構想は12年から始まり、監督が「演技の懐が深い」と錦戸を主役に指名。元殺人者役に松田、北村一輝(47)、水澤紳吾(40)、田中泯(71)、優香(36)、市川実日子(38)の6人を起用した。月末が思いを寄せる同級生・石田文役は木村が演じる。TBS系ドラマ「パパドル!」(12年)で共演した優香以外、初共演の顔ぶれとなった。
単独での主演映画は4作目となる錦戸は「初のサスペンス。楽しみというかソワソワしています。監督、キャストの方も初めてご一緒する方々ばかり。一癖も二癖もある共演者に『月末』として精一杯、翻弄されたい」と10月のクランクインを心待ちにしている。