さらば青春の光 独立は拾う事務所がなかっただけ

 お笑いコンビ「さらば青春の光」が23日深夜、テレビ朝日系で放送された「しくじり先生 俺みたいになるな」特別編に出演し、以前に所属していた事務所、不倫騒動を起こした先輩芸人にあらためて謝罪した。

 松竹芸能に所属していた「さらば-」は結成翌年に「M-1ぐらんぷり」で準決勝に進出するなど順調に活動していた。しかし、すぐ調子に乗りはじめ、事務所に不満を持ち、移籍を模索し始めた。

 その後「キングオブコント2012」で準優勝した直後に退社を決意。松竹芸能から「これ以上彼らの芸能活動を支えることが不可能と判断」され、2013年3月いっぱいで契約を解除された。メンバーの森田哲矢(35)は、自意識過剰だったことを認め「当時は全国区だって勘違いしていた」と振り返り、2人で松竹芸能に対し深々と頭を下げた。

 当時2人は現場のマネジャーにしか「辞める」という話をしておらず、事務所の上層部とは会っていなかったという。あきれた事務所側からは何も言われなかったこともあり、2人は「円満退社」と勘違いしていた。

 後足で砂をかけるようにして退社しただけに、他の事務所からも声はかからず、13年10月に個人事務所を立ち上げた。メンバーの東口宜隆(30)は「行くところがなかったからフリーになっただけ」と明かした。

 業界で干される形となり、仕事が激減した中でさらに追い打ちをかけたのが東口が起こした不倫騒動だった。東口は13年10月末にお笑いトリオ・鬼ヶ島の和田貴志の妻と不倫していたことが報じられた。この一件で仕事を回してくれていた芸人仲間やスタッフの信頼を失い、どん底に落ちてしまった。

 それでも支えてくれたのはやはり芸人仲間だったという。15年7月にはフジテレビ系「27時間テレビ」に出演し、鬼ヶ島と共演。東口が不倫を認め和田に謝罪した後に相撲対決し、最後は和解していた。東口は「鬼ヶ島さんも“一緒に番組出てもいいよ。笑いにしてもいい”と言ってくれはったから、何とか僕も救われました。本当に感謝しています」と真剣に語り、再度頭を下げた。

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