細川たかし カツラ疑惑否定…増毛町で増毛説に潔白強調
演歌歌手の細川たかし(66)が25日、北海道・増毛町で開催された「秋の味まつり」でミニコンサートを開き、自身のカツラ疑惑を否定した。最近、ネット上などで、カツラや“増毛”疑惑が浮上している細川だが、“増毛”(ましけ)という場所にちなみ、タブー質問にも笑顔で答え、“潔白”を強調した。
8月24日に発売した新曲「北海無法松」の歌詞に増毛が登場することから、イベントにゲスト出演した細川。漁港に設置されたステージで、地元の漁師が振る大漁旗をバックに新曲やヒット曲「北酒場」など7曲を披露。途中、客席に降りて握手に応えながら熱唱するサービスで7000人を大喜びさせた。
公演後の会見でも自ら“タブー”に触れるご機嫌ぶり。増毛町が薄毛に悩む男性から“聖地”とされ、増毛駅の切符がお守りとされるなど町おこしに利用していることを恐る恐る尋ねる報道陣に「私にもカツラ疑惑があったけど」とニヤリ。「私は大丈夫。きょうは短く切ってきました」と短く刈り込まれた黒々とした頭部を指さし“潔白”を強調した。
「30年くらい前から、1回のセットでヘアスプレー1本使い切るほどガチガチに固めたことからカツラと言われるようになった」と自ら分析。15日に放送されたテレビ朝日系「徹子の部屋」など、近年はテレビ出演のたびに個性的な髪型が「カツラ?」などとネットで話題となっていることに「そうなの?何も気にしていない。言いたいことを言わせておけばいい」と意に介さない様子だ。
関係者によると、「額の生え際に合わせて」もみあげやサイドを剃り上げているのだという。
細川は「髪はあってもなくても大丈夫。千春ぐらいになったら、朝が楽でいいよね」とスキンヘッドがトレードマークの同じ北海道出身の親友、松山千春の名を挙げ「70歳を越えたら、ああいうのもいいね」と、浜風に髪を揺らせていた。