荻野目洋子&売野雅勇氏 「六本木純情派」大ヒット秘話明かす
歌手の荻野目洋子(47)が29日、都内で行われた作詞家・売野雅勇氏(65)の回想録「砂の果実~80年代歌謡曲黄金時代疾走の日々~」の発売イベントにゲスト出演し、1986年に大ヒットした「六本木純情派」の思い出を明かした。
売野氏は今年で作詞家生活35周年。8月25日の記念コンサートには荻野目も出演した。「六本木純情派」は85年にヒットした「ダンシング・ヒーロー」に続く楽曲として企画されたもので、売野氏は「曲が8ビートのマイナーなロックだった。すごく得意で自信があった。絶対いけると思った」とヒットを確信していたという。荻野目も「インパクトを感じました。曲を聴いて歌ってみたいと思ったし、ノリが良かった」と証言し、売野氏の予言通り大ヒットしたことには「その通りにしちゃうんですからすごい」と感嘆。
また、「(当時は)お酒も飲めなかったし、遊んだこともありません。本当の六本木は知りませんでした」と打ち明け、ギターの弾き語りで同曲を披露した。