乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央（３４）が１日、自身のブログで手術を受けていたことを明らかにした。「病院の先生方の勇断により、先日、手術を受けることができました。術後、徐々に回復してきたため、ご報告させて頂きます」とつづった。

　麻央は、脇のリンパ節に加え、肺や骨へのがん転移を明かしているが、今回の手術については「私の場合、根治手術ではなく、局所コントロール、ＱＯＬのための手術です」と説明。「一時は、胸や脇の状況が深刻になってしまったため、手術さえも選択にありませんでした」と告白した上で、「手術をしたからといって、肺や骨に癌は残っており、痛みもあるので、これからが闘いです。なので、心からの喜びとまではいきません。が、先生方が大きな手術にチャレンジして下さったことは、大いに大いに喜んで、心からの感謝をしています」と主治医らへの気持ちを表した。

　また麻央は「まわりの皆は、ここまでこられたことが奇跡だと言ってくれますが、奇跡をここでは使いたくないです。奇跡はまだ先にあると信じています」と回復へ向けての強い決意をにじませた。

　術後の麻央に付き添った姉のフリーアナウンサー・小林麻耶（３７）もブログを更新。「妹、手術をすることができ、本当に良かったです。先生方には感謝の気持ちでいっぱいです」と思いを記した。