仮面ライダーエグゼイドに登場、ワンダースワンが話題
2日に放送がスタートした特撮ドラマ「仮面ライダーエグゼイド」(テレビ朝日系)内に携帯型ゲーム機「ワンダースワン」が登場したことがネット上で話題を集めている。
物語の中で、小児科の研修医である主人公の宝生永夢(飯島寛騎)が、幼年期に病気と闘うご褒美として医師からゲームを手渡されたことを思い起こす回想シーンにワンダースワンは登場した。過去の携帯型ゲームというと、「ゲームボーイ」や「ゲームボーイアドバンス」など任天堂の製品が大きなシェアを誇っていたため、不意を突かれた視聴者が多かった模様。ツイッター上では「ワンダースワン」がトレンド入りし、「超テンション上がった」「懐かしい」といった声が多数見受けられた。
「ワンダースワン」は仮面ライダーシリーズのスポンサーである「バンダイ」が発売していたハードということもあり、演出上の配慮とも考えられる。主人公が変身した「エグゼイド」が必殺技を繰り出す前の動きに、ファミリーコンピューターのソフトの接触が悪い時に一般的に行われていた、端子の部分に息を吹きかける動作を取り入れるなど、かつてテレビゲーム、携帯型ゲームに熱中したお父さん、お母さんの世代を意識した演出もあった。
仮面ライダーエグゼイドはテレビゲームの世界をモチーフに、人類に感染するバグスターウイルスという脅威とライダーが戦うというストーリーになっている。