小池都知事と森会長、笑顔見せるも握手なし

ボードを手に笑みを浮かべる小池都知事(左)と森喜朗会長=東京・日本橋 福徳の森
壇上で厳しい表情を見せる小池百合子・東京都知事(左)と森喜朗・東京五輪・パラリンピック組織委員会会長=東京・日本橋 福徳の森(撮影・西岡正)
テープカットの後、森喜朗・東京五輪・パラリンピック組織委員会会長と談笑する小池百合子・東京都知事(左)=東京・日本橋 福徳の森(撮影・西岡正)
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 2020年の東京五輪を機会に日本文化の魅力を国内外に発信するプログラム「東京2020文化オリンピアードキックオフ」が7日、東京・日本橋の福徳の森特設ステージで行われ、主催者を代表し、小池百合子東京都知事(64)と東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の森喜朗会長(79)があいさつした。

 東京五輪を巡っては都の検証チームが開催費用がかかり過ぎるなどの理由から水泳、ボートなど3施設の計画見直しを提言。最終的には小池知事が判断を下すが、森会長は「ひっくり返すのは極めて難しい」と不快感を示していた。

 セレモニーには開始2分前に森会長が到着し、小池知事は開会ギリギリに会場に姿を見せた。両者の席は隣り合わせで、顔を合わせるなり笑顔で談笑し始めた。あいさつで小池知事は松野文科相、丸川オリンピック・パラリンピック担当相、川井東京都議会議長の次に、森会長の名前を挙げ「大変うれしく思っております」とキックオフへの出席に感謝した。森会長も「都が今年やるという140の事業を組織委員会として応援したい」と約束した。

 テープカットでも両者は前列中央に並んで立ち、森会長の方から話しかけ、笑顔での談笑シーンも。仲良くテープにはさみを入れた後は、小池知事は舞台向かって左、森会長は同右から降壇。以降は両者に接点はなく、小池知事が一番先に会場を去り、その30秒後に森会長が続いた。笑顔の談笑はあったものの、一度も握手をすることはなかった。

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