宮根誠司 井上竜夫さん死去「残念」 「三途の川渡りかけてたって言うて…」
宮根誠司キャスターが7日、自身がMCを務める読売テレビ「情報ライブ ミヤネ屋」で、高度肺気腫のため74歳で亡くなった吉本新喜劇の俳優井上竜夫さんについて「残念です」と惜しんだ。
宮根キャスターは「先月まで、なんばグランド花月に出てらっしゃったんですね」と井上さんが最近まで吉本の劇場に出演していたことをあげ、驚いた。今月14日に復帰の予定だったことも明かされた。
宮根キャスターは「井上さんは若い時から、吉本新喜劇をご存じの方はよく知ってらっしゃることですが、若い時からおじいちゃん役ですから。ずーっとおじいちゃん役ですから」と、“たつじい”の愛称で親しまれた井上さんをしのび、「おじゃましまんにゃわですから」と井上さんの定番ギャグも紹介した。
井上さんにはほかに、劇中にセリフを言いながら寝てしまうシーンで座員から起こされると「三途の川渡りかけてた!」とボケてみせるギャグがあり、宮根キャスターはこれについても、「ちょっと寝そうになって『三途の川渡りかけてた』言うて」と紹介。「残念ですね。たつじいの演技がもう見られなくなるというのは。74歳という若さで。ご冥福をお祈りいたします」と悼んだ。