綾部【一問一答(2)】又吉の受賞が「刺激に」
お笑いコンビ・ピースの綾部祐二(38)が8日、都内で会見し、来年4月から活動拠点をニューヨークに移すことを発表した。コンビは解散せず、芸人引退もしないものの、今後はNYに移り住み、将来的な俳優転身も視野に入れているため、ピースは事実上の活動休止となる。【以下、主な一問一答(2)】
-コンビは解散になる?
「解散はしません。しませんけど、日本での活動は僕は3月いっぱいですべていったんお休みさせていただいて」
-又吉は了解している?
「先生はもちろん了解済みです」
-期間は。
「期間は別に設けてないです。向こうに行って、ビッグになるまで帰ってこないつもりではいます」
-又吉は何と?
「先生は全然、『行ったらええんちゃう?勝負してきて下さい』とおっしゃって下さってるんで」
-又吉の芥川賞受賞が大きかった?
「その前から考えてはいたんですけど、やっぱり昨年の7月16日、第153回芥川賞を受賞されてから、コンビでも大きく変わりましたので、そこでやっぱり、先生がかなり大きな偉業を成し遂げたので、自分もこのままでいいのかという思いが強くなってきて、そこから自分も一歩、何かやってやろうという気持ちが出ました」
-コンビ間で格差を感じた?
「感じたどころではなかったので。一緒に15年ぐらいやってきて、まさか相方を先生と呼ぶ形になるとは思わなかったので…。格差がどうこうというより、刺激にはかなりなって。もともと子どものころからの夢で、芸人になりたいと思ってなって、今回もう一つ夢を持ったので、それを頑張って追ってみようかなと」
-今日は又吉は何と?
「ちゃんとしっかりご報告した方がええんちゃう?というぐらいでした。先生は背中をポンと押して下さったと思いますので」
-報告したとき、又吉の反応は。
「先生は、俺がもともとアメリカに行きたいと言ってる時から『行った方がええんちゃう?おもろいやん』って言ってくれてたので、行くことにしたと伝えた時も『そうなん』という感じでした」
-最終的に伝えたのはいつか。
「どれくらいだろうな…。具体的にこういうことにするわと伝えたのは今年の6月ぐらいですかね」