ブンブンサテライツ川島道行さんが死去 脳腫瘍 妻・須藤理彩も悲痛
ロックバンドのBOOM BOOM SATELLITESの川島道行さんが9日、脳腫瘍のため亡くなったことを11日、所属事務所が発表した。47歳だった。
川島さんの妻で女優の須藤理彩は所属事務所を通じて「大雨の降る中、まるで歌い出すかのごとく大きくブレスをとり、川島道行は永遠の眠りにつきました」「お父さん、お母さんの息子である『川島道行』、私の愛する夫で、娘たちにとって優しくてカッコいいパパの『川島道行』、そしてミュージシャン、ブンブンサテライツの『川島道行』。短い人生ではありましたが、一度きりの人生でこんなにもたくさんの人生を生き、そしてそれぞれでかけがえのないものをしっかり残してくれました」とコメントを発表した。
メンバーの中野雅之も「ようやく不自由な身体から解放されて、今頃は世界中を飛び回っているのではないかと想像しています。悲劇ではなく、人生のゴールとハッピーエンドを手に入れた瞬間でした」とコメントを発表。また、川島さんに代わってファン、関係者への感謝の意として「今迄支えてくれてありがとう。これからも僕たちが作った音楽を、共に過ごした時間と記憶を大切に、力強く生きていって下さい」とのメッセージも伝えた。
BOOM-は中野雅之、川島道行が結成し、1997年にヨーロッパでデビュー。アカデミー賞を受賞した「The Dark Knight」などにも楽曲が採用されるなど活躍していた。今年6月にリリースした「LAY YOUR HANDS ON ME」を最後に、川島さんの脳腫瘍により活動を休止していた。